WALKING IN THE RHYTHM

待ちに待ったフィッシュマンズのライブでした。
チケットが買えず、だけども凄く行きたくて無収入の分際でオークションで2万円で買ったチケット。

あの3時間は本当に素敵で素晴らしくて最高に気持ちがよくて最高にかっこよい曲と雰囲気とその他もろもろ全部がつまった時間でした。
途中3回ほど涙が自然とぼろぼろとでてきて、その瞬間に、「あぁ佐藤さんはもう生きていないんだなぁ」と悲しくなりました。
触れたことがない人が死んでしまうと知ったときよりもこういうふとした瞬間に死ぬということを実感します。
だけども自分がその時間みていた光景は8年前にふらふらと行った最初で最後となったあのフィッシュマンズのライブとは違ったカタチで、でも感動するというところは同じカタチで表れていたので悲しい気持ちというよりもなんだかなんといったらいいかわからないほわんほわんほわーんとする気持ちにさせてくれました。脳みそが溶けるかと思ったくらい。
いや、ほんとあの場所にいれたことがとても幸せなことだと思います。
帰りの電車の中でもずっとぐるぐるぐるぐるあの響きが回っていました。

で、そんな気持ちの中、半額の意味がなくなったツタヤの延滞料金を払いに歌うように歩きながらいってきました。